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●乳がんになる女性が増えています。(年間40,000人)
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ご存知ですか?日本人女性のがんの中で最も多いのは乳がんです。年間40,000人以上の女性が乳がんにかかっており、日本人女性の約20人に1人が乳がんになる計算です。これは30年前の約3倍の割合で、今後もさらに増加する傾向にあります。原因は日本人の生活習慣が欧米化したためとされていますが、現在の医学では乳がんを予防することはできません。
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●壮年期女性を襲う悲劇
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悲しいことに、日本では年間1万人の女性が乳がんで亡くなられています。特に40〜50歳代の、ある意味一家の大黒柱である壮年期に亡くなられる方のピークがあることも乳がんの特徴です。
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●20歳過ぎれば乳がん年齢
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乳がんと診断されるのは40歳以上の女性に多いのですが、がん細胞が発生してから触ることができる大きさになるまでには10年以上の年月が経っています。実際、乳がんの発生は20歳過ぎからみられます。若いからといって油断はできません。20〜30歳代の女性も月1回の自己検診をしましょう。少しでも乳房のことが気になれば、乳腺専門外来の受診をおすすめします。 |
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●乳がん検診で早期発見を
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乳がんは早期であれば、約90%の人が治る病気です。また、小さいしこりであれば乳房をきれいに残す手術が受けられます。早期発見と適切な治療が何より大事なのです。早期発見するためには、月に1回程度の自己検診と年に1回のマンモグラフィなどによる画像診断を含めた検診を受けることが大切です。 |
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●もし乳がんかな?と思ったら・・・
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乳がんの検査と治療は「乳腺科」「乳腺外科」で行います。もし乳がんかな?と思ったら、乳腺外来または乳腺外科外来を探して診察と検査を受けましょう。 |
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